補乳食(離乳食)後期

補乳食後期は生後12ヶ月頃~母乳・ミルクでの栄養が食事に徐々に切り替わるまでです。

 

生後24ヶ月(2歳)を迎える頃には栄養は完全に切り替わりますが、それ以降も母乳は水分摂取、精神安定および免疫力を維持するための役割を担っています。

【補乳食後期に与える基本の食材】


・糖質食材

穀類→徐々に消化可能となる

イモ類→たっぷりのバターや生クリームと一緒に

(ハチミツ→生後12ヶ月を過ぎたら摂取可だが少量にする)

 

・ビタミン類食材

緑黄色野菜→火を通しバターや生クリームなどの油脂と一緒に食べさせる

淡色野菜→生でも可だが、消化不良に注意する。できれば火を通す

果物→生で可だが、食べ過ぎると肝臓に負担がかかるので少量に留める

・たんぱく質食材

肉→必須栄養素が豊富なので積極的に摂取させる。

魚介類→小魚は骨が多いので注意。大型魚は水銀濃度が高いのでなるべく避ける。

大豆→発酵した納豆や豆腐以外は少量に留める。

 

乳製品→アレルギーがなければすべて可だがカゼインの取りすぎは腸内環境を悪化させるとも言われるため注意する。

【補乳食後期に与える食事例】


・大人の食事から取り分け、薄味にし食べやすい大きさにしたもの

・発酵タラ肝油小さじ1杯


粉なしお好み焼き風

鶏肉の塩唐揚げ

【補乳食の量】


一日3食+おやつにアップする時期ですが、しっかりたんぱく質・脂質が摂れていればそれより少ない回数でも大丈夫です。おやつは茹で卵や唐揚げ、煮干し、スルメ、豚皮揚げなど糖質の少なく必須栄養素が多いものを優先食べさせてください。

【調理方法】


基本的には大人と同じ調理方法が可能ですが、なるべく食材が柔らかくなるようにしてください。


【補乳食の味付け】


濃い味付けは不要ですが、天然塩(岩塩)を使って薄めに味付けをしてあげましょう。食卓塩よりもミネラル豊富でマイルドな味わいです。

砂糖・人工甘味料は使わないでください。腸内環境を悪化させます。

 

動物性脂肪のラード、牛脂、バターなどは気にせず使ってください。

スパイスは嫌がらなければ大丈夫です。

【咀嚼機能】


舌が自由に動かせ、歯茎が固くなり歯も生えてくることで噛むのが上手になってきます。奥歯も生えてきますが、噛む力は強くないので、大人よりも少し柔らかめ、小さめにしてあげましょう。

【授乳の目安】


食事から得る栄養が増えてくる頃なので母乳・ミルクの量や回数は減ってきます。

母乳は精神安定や免疫を与えるツールにもなるので無理に離乳をさせなくても大丈夫ですが、ママが続けることを苦痛に思ったり状況が変化した場合には断乳を恐れないでください。