炭水化物の問題点

はじめに


最近では「糖質制限」、「ローカーボ」などの言葉で炭水化物を減らして健康を維持する方が増えてきています。ただ、炭水化物を食べないと身体に影響がある、という声があるのも事実です。

 

ここでは、最新の研究から明らかになった「炭水化物」の問題点を学んでいきましょう。

炭水化物とは


炭水化物とは米、小麦などの穀物に多く含まれている栄養素で「糖質+食物繊維」です。

炭水化物は脂質、たんぱく質と並んで3大栄養素のひとつにされています。それは、摂取するエネルギーが大きいことからそう呼ばれるようになりました。

 

日本人は白米を主食とし、赤ちゃんにも白米から作ったお粥を食べさせる習慣があります。

しかし、白米はエネルギーこそ多いですが、赤ちゃんにとって大切な栄養素である鉄、亜鉛、カルシウムなどの必須栄養素が少なく、母乳に不足する栄養を補うことはできません。

 

お粥だけから必須栄養素を補おうとすると、たくさんの白米が必要になりますが、白米は食物繊維があるため、赤ちゃんの胃腸に負担になります。消化能力が未熟な赤ちゃんに10倍粥などを食べさせていますが、水分が多いばかりで、肝心の必須栄養素は不足します。

 

赤ちゃんの胃の容量は200ml程度と小さく、十分な栄養素を得ることはできません。すると鉄分不足や亜鉛不足に陥り、赤ちゃんの健康を害することになります。

 

 

タンパク質も脂も、赤ちゃんの胃腸の負担となる食物繊維はほとんどなく、さらに鉄分や亜鉛などの必須栄養素が豊富に含まれています。

 

 

パンやうどんの原料である小麦には麻薬並の依存性がある「エクソルフィン」という物質が合成されます。アヘンの患者の依存を解く薬がエクソルフィンにも効果があることから発見されました。

 

さらに、小麦に含まれる「グルテン」というたんぱく質が、グルテン過敏症を起こし「ADHD」「自閉症スペクトラム」「うつ」「双極性障害」などとして表れることも近年指摘されています。

 

腸の力であなたは変わる

 

 

 こういった病気を防ぐためにも、赤ちゃんの頃から小麦を控えた食生活を送る必要があります。保育園、幼稚園、小学校の給食ではまだ小麦の害についての理解が浸透していないため避けることは難しいですが、知識を持った市民が増えていくことが大切です。ぜひ、小麦の害についても学んでいってください。

 

また、小麦の害は腸内環境が悪化した子どもに多く見られます。

1歳を過ぎたら徐々に食物繊維を取り入れ、腸内細菌のバランスを良好に保つようにしていくとともに、不要不急の抗生物質の摂取を避ける、水道水を避ける、抗菌グッズを使わない、など、常在菌を混乱させない環境づくりも必要です。

 

炭水化物を摂らなくても大丈夫?


炭水化物の中に含まれる糖質は、母乳に十分含まれています。

 

とはいえ「何が何でも糖質を摂らせない!」というのは本末転倒ですので、赤ちゃんの活動量、食欲、お母さんや家族の子育てに対する思いや育児方法を考慮し、各自でご判断ください。

 

Feliceでは「必須栄養素ファースト」を何より推奨しています。

MEC食のススメ


最近では「糖質制限」という制約的な側面からではなく、必須栄養素を補うことをテーマにした「MEC食©」という食事法があります。

 

MECとは肉(meat) チーズ(cheese)卵(egg)の頭文字をとったもので、一日に肉200g,卵3個、チーズ120gを摂取することで必須栄養素がほとんどすべて補うことができます。

 

唯一不足するビタミンCは葉野菜などで補います。そして、必須栄養素ではない糖質の摂取を控えます。このMEC食によって不定愁訴(頭痛・肩こり・生理不順・下痢・便秘など)が改善したり、ダイエットに成功したり、妊娠できたという人々がいます。

 

私自身も産後ダイエットにMEC食を取り入れ、半年で8kg減量することができました。補乳食はWHOの補完食とこのMEC食から着想を得ました。

 

つまり、「補乳食とは母乳に不足する必須栄養素を優先する乳児の食事法」です。